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32年間値上げしない学生の味方・超頑固親父の「カルボナーラ」。「キッチン エルム」。~早稲田。 [東京都・新宿区]

「キッチン エルム」


その昔、
バンカラ学生の代表格とされた
早稲田大学の学生さえも怖がる頑固親父がいる。

その名は山口勝見

「キッチン エルム」の主人だ。


昔から
「ワセメシ」(早稲田界隈の学生向け飯屋)
の代表格として有名だったが、
以前は高田馬場の駅前の雑居ビルの地下にあった。


主人の山口さんは
大相撲の元横綱・輪島大士さんにそっくりだということで、
「輪島の店」と呼んで慕っていた年代もあるという。


その独創的なメニューは開店当時から変わらない。


キッチンエルム。カルボナーラ.JPG

「カルボ」の名で親しまれている「カルボナーラ」
ちょっと平凡なものではない。

あっさりしているが、
麺の奥まで味が染みていて、実に美味い。

「オムライス」「ピラフミート」も人気だ。
キッチンエルム。ピラフミート.JPG

http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13009936/


ここまで読んできて、

「一体、この店の主人のどこが怖いんだ?」

と思ったんじゃないかな。



そ・れ・は。。。



ここの客になったからには
絶対に守らなければならない
怖~い掟があるのだ。


それは、
これ「エルムの掟」だ。

キッチンエルム。掟.JPG


3箇条あるぞ。

その1.食べ終わった食器は恐れ入りますが、
    カウンターの上にお願いいたします。

その2・お水はセルフサービスでお願いいたします。

その3・11:30~14:00までの混雑時には
     出来るだけ1グループ同一の注文でお願いいたします。


もし守らなかったら?

輪島大士さんにそっくりの顔で
思いっきり叱られるってことさ。


それでもな、
ここの店は開店以来大人気なのだ。


それは何故か??

ちょっとメニューを見てくれや。



ポークカレー:400円
ミートソース:400円
ナポリタン:400円
カルボナーラ:480円
ピラフミート:550円
ドライカレー:450円
オムライス:480円
ハンバーグ:650円
ポーク生姜焼き:650円

どうだ、安いだろう?

それなのに、
全部のメニューにスープが付くんだ。


更にな、
「大盛り」が半端じゃない。


たったの「+100円」
量が2倍になる!!


どうだ、驚きだろう?


これがな、
また、開業以来32年間、一切値上げなし。

「今後も値上げしない」ときている。



その心は、

「学生さんは大変だから」。


「キッチン エルム」のご主人・山口勝見さんは
一見怖いが、
実に実に優しい親父なのだ。


だから、
早稲田で学生時代を過ごしたOBやOGは
懐かしくて、ついつい寄ってしまうという。


学生でなくても、
懐が大変な人はぜひとも寄ってらっしゃい。


ただし、
「エルムの掟」だけはしっかり守ってくれよな。


キッチンエルム。.JPGキッチンエルム。。.JPG

●キッチン エルム

住所
東京都新宿区西早稲田1-9

早稲田駅(都電)から146m

営業時間  [月-土]10:30-19:00 ランチ営業

定休日 日曜祝日



   by 食いしん坊主・たりらんらん   yun_2781_mo.jpg

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