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「ラーメンの鬼」佐野実の最後の晩餐は「支那そばや」の「醤油ラーメン」~横浜 [神奈川県・横浜市]

「支那そばや」


ラーメンに命を懸けた男がいた。



ラーメンを作る側の弟子には勿論、
食べる立場の客にも、
ラーメンに対して真剣に向き合う心を求めた。


携帯を使う客、
香水をつけた客、
子供連れなどのうるさい客を注意し、
それでも聞かないと
「帰れ!!」と追い返した。

「ラーメンでも食べに行くか」という
軽い言葉を物凄く嫌った。


オールバックの髪、
腕組みをして、
向き合う人の心を見透かすように睨みつける眼差しに、
人は皆畏怖の念を抱いた。



そして、
2014年(平静年)4月11日午前2時57分に
糖尿病による多臓器不全のため、
川崎市内の病院でこの世を去った。

63歳の生涯だった。


男の名前は佐野実
人呼んで「ラーメンの鬼」


支那そばや.jpg


「ラーメンにしか興味のない人」と妻が評したこの男の最後の晩餐は?


糖尿病と闘って、
病床にいた佐野実さんが
最後に口にしたのは、
「支那そばや」の醬油ラーメンだった。


「ラーメンが食べたいなあ」

病床にあっても、
ラーメンと、これから開く店のことばかり考えていた佐野さん。

その佐野さんのたっての希望で、
妻のしおりさんは
病院に内緒でラーメンを持ち込んだ。

支那そばや、。、.jpg


それは妻が体調を気遣い、
スープを薄めていたのだ。

実さんは
「まずいよ、うすいよ」
と言いながら、
麺を10本ほどすすった。


「ラーメンの鬼」の最後の晩餐だった。


支那そばや、.jpg

佐野実
http://ameblo.jp/sanominoru/


らぁ麺とは・・・
麺は男、スープは女


ラーメンはスープ・麺・具材が三位一体にならなければい。

だからこそ、
麺も自分で作るし、
全て自分が納得した形でラーメンを作っている。

今になって増えてきた「自家製麺」であるが、
これを真っ先に実践したのが
「ラーメンの鬼」佐野実さんだ。







佐野実

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E9%87%8E%E5%AE%9F




【ラー博TV】支那そばや 佐野実の履歴書 
https://www.youtube.com/watch?v=KUFsLAikEYg






https://www.youtube.com/watch?v=UkhotmR95rk


佐野実さん出演の映画「ラーメン侍」





支那そばや

http://www.raumen.co.jp/shop/shinasobaya.html


支那そばや。、。、。.jpg


素材厳選。旨味凝縮。ラーメンの鬼が織りなす麺とスープのハーモニー。



おいしさの秘密
The Secret of Delicacy


① スープ

独自に掛け合わせたスープ専用地鶏「山水地鶏」をはじめ、
自ら全国を歩いて探し求めた厳選素材30種類以上を使用した至高のスープ。

② 麺

最もこだわっているのが「麺」。

国産小麦を独自に掛け合わせた「支那そばや御用達粉」をはじめ、
様々な小麦をブレンドした麺は、
・旨み・香りが高い、しなやかな麺に仕上がっている。

③ 具材

三種類の豚を掛け合わせた「三元豚」をはじめ、
金華豚などの限定チャーシューなど、
ネットワークをフルに駆使した具材が楽しめる。





醤油らぁ麺 930円

「ラーメンの鬼」の一生が凝縮された
ラーメンの傑作だ。


取り寄せもできる
http://www.nrfood.jp/

●支那そばや本店

住所:横浜市戸塚区戸塚町4081-1

TEL:045-827-3739






こちらは佐野実さんが作ったラーメンの殿堂だ。

支那そばや。。。。。.jpg


新横浜ラーメン博物館

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8

http://www.raumen.co.jp/


●新横浜ラーメン博物館

〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21

TEL:045(471)0503(代表)

新横浜駅(JR東海道新幹線・JR横浜線、横浜市営地下鉄線)より徒歩5分
横浜市営地下鉄8番出口より徒歩1分

月~土 11:00オープン / 日・祝 10:30オープン




家庭においては心優しき夫であり、父親であった
「ラーメンの鬼」佐野さんのご冥福を
心よりお祈りします。



参考)

佐野実さんが
ラーメンの世界で唯一頭が上がらない人物として、
尊敬し続けていたのが
旧「東池袋大勝軒」店主の山岸一雄である。



tsukemen


https://www.youtube.com/watch?v=0tp2hIpB0Yg


山岸一雄さんは「つけ麺の産みの親」だ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B2%B8%E4%B8%80%E9%9B%84






「元祖特製もりそば 大勝軒」
http://www.tai-sho-ken.com/index.html

支那そばや。。。。.jpg


●東池袋 大勝軒

住 所 〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-42-8

電 話 03-3981-9360

営業時間 AM11:00~PM10:30
※スープなくなり次第終了
定休日 無休




   by 食いしん坊主・たりらんらん   yun_2781_mo.jpg
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