永井荷風が愛したカツ丼「大黒家」~八幡。朝日新聞・夕刊「各駅停話94.京成本線16・八幡」。2014年5月22日(木) [千葉県・北西部]
「大黒家」
朝日新聞・夕刊のテレビ欄の裏に
楽しいコーナーがある。
これが「各駅停話」だ。
今回は「京成本線」の16回目で、「八幡」である。
この「京成八幡」は
JR総武線「本八幡」の北に位置する。
この「八幡」駅のすぐ側にあるのが「大黒家」だ。
食通で名を馳せた作家・永井荷風の
終の棲み家に近い。
荷風は日記「断腸亭日記」をつけていたが、
この最後の方には
「正午大黒家」という記載が繰り返されている。
これこそが、
永井荷風が「大黒家」に通っていたことを示す
重大な証拠なのだ。
永井荷風は毎日のように、
ふらりとこの店に来ては
決まったように「カツ丼」を食べた。
「カツ丼」を届けたことも数知れず。
そして、
1959年(昭和34年)4月29日、
いつものように「カツ丼」を食べて帰り、
4月30日には
家の中で亡くなっているのを発見された。
この新聞には、
永井荷風に食事を運んでいた女将
の写真が載っている。
今の現役で店を切り盛りしている
増山孝子さん、79歳だ。
女将は言う。
「日記の中には正午とありますけど、
午後2時ぐらいに来られることも多かった」
「甘いもの好きで、
近くの駄菓子屋さんでも見かけました」
ここ、「大黒家」では
文豪永井荷風の愛した「カツ丼」のセットが味わえる。
カツ丼、燗酒1本、お新香である。
詳しくはこちらの記事を読んでくれ給え。
稀代の変人作家・永井荷風の最後の晩餐のカツ丼「荷風セット」を食べる「大黒屋」~市川市本八幡
市川市は擁する駅前地区で
再開発が進んでいるので、
昭和の昔の面影がだんだんと失われてきつつある。
しかし、
JR総武線や京成本線の北側には
まだまだ昔のままの町並みや自然が残されているのだ。
歴史的遺産も多いから、
散策にもお勧め。
ぜひ、
そのついでに「荷風セット」を味わって見てほしいな。
稀代の変人作家・永井荷風の最後の晩餐のカツ丼「荷風セット」を食べる「大黒屋」~市川市本八幡
by 食いしん坊主・たりらんらん
朝日新聞・夕刊のテレビ欄の裏に
楽しいコーナーがある。
これが「各駅停話」だ。
今回は「京成本線」の16回目で、「八幡」である。
この「京成八幡」は
JR総武線「本八幡」の北に位置する。
この「八幡」駅のすぐ側にあるのが「大黒家」だ。
食通で名を馳せた作家・永井荷風の
終の棲み家に近い。
荷風は日記「断腸亭日記」をつけていたが、
この最後の方には
「正午大黒家」という記載が繰り返されている。
これこそが、
永井荷風が「大黒家」に通っていたことを示す
重大な証拠なのだ。
永井荷風は毎日のように、
ふらりとこの店に来ては
決まったように「カツ丼」を食べた。
「カツ丼」を届けたことも数知れず。
そして、
1959年(昭和34年)4月29日、
いつものように「カツ丼」を食べて帰り、
4月30日には
家の中で亡くなっているのを発見された。
この新聞には、
永井荷風に食事を運んでいた女将
の写真が載っている。
今の現役で店を切り盛りしている
増山孝子さん、79歳だ。
女将は言う。
「日記の中には正午とありますけど、
午後2時ぐらいに来られることも多かった」
「甘いもの好きで、
近くの駄菓子屋さんでも見かけました」
ここ、「大黒家」では
文豪永井荷風の愛した「カツ丼」のセットが味わえる。
カツ丼、燗酒1本、お新香である。
詳しくはこちらの記事を読んでくれ給え。
稀代の変人作家・永井荷風の最後の晩餐のカツ丼「荷風セット」を食べる「大黒屋」~市川市本八幡
市川市は擁する駅前地区で
再開発が進んでいるので、
昭和の昔の面影がだんだんと失われてきつつある。
しかし、
JR総武線や京成本線の北側には
まだまだ昔のままの町並みや自然が残されているのだ。
歴史的遺産も多いから、
散策にもお勧め。
ぜひ、
そのついでに「荷風セット」を味わって見てほしいな。
稀代の変人作家・永井荷風の最後の晩餐のカツ丼「荷風セット」を食べる「大黒屋」~市川市本八幡
by 食いしん坊主・たりらんらん
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